株を買う前に本で投資知識を付けたいな‥!
投資を始めるなら損はしたくないですよね。
ただ、勉強する方法はマネー雑誌や投資本、対面型セミナーなど多すぎてどれを選んだら良いのか判断に迷います。
本記事では私が実際に読んだ投資本のうち、「入門書として優れているな・・!」と感じたものをご紹介します。
投資をはじめてから判断に迷わないために、知識は大事です。
– この記事で分かること –
・投資本の入門編として読みやすいもの
・中級者向けの投資を具体的に学べる本
│ 浅見 - この記事を書いた人 –
・31歳の会社員
・給与から累計1000万円以上をSBI証券に入金しています。
・運用資産1300万円超、これまでの累計配当は50万円超。
・S&P500の投資信託をSBI証券で積立中です。
・Twitterフォロワー 1万人超
【結論】漫画なら「インベスターZ」、書籍なら「せめて25歳で知りたかった投資の授業」
投資本を40冊以上読んだ私が入門書としてお勧めできるのは、
「インベスターZ(Amebaマンガ
どちらも三田先生の著書で、漫画をベースにして投資を学べる本になっています。
投資の入門書は「読みやすさ」が大事!
投資本は基礎から応用まで幅が広いですが、入門書として読むべきは「読みやすさ」「内容が簡潔」といったものです。
難しい理屈ばかりだと最後まで読み切ることができず、中途半端な知識になってしまいます。
そのうえ、「やっぱり投資は難しそうだから・・」とせっかくの機会を失ってしまっては勿体ないです。
株価の変動は思っているより大きいから
ニュースで報道される「日経平均株価」ですら価格の変動は大きく、新型コロナウイルスで恐怖が波及した2020年には高値と安値の幅が68.7%となりました。
また、人間心理として「損をしているとまた戻るかな」「上がったらすぐ売りたくなるな」と感じる傾向があります。
こういった知識を事前に学んでおくことで、心構えができます。
投資本の内容はどれも似ているから
本屋で資産運用の棚を見ると、びっしりと投資本が並んでいます。
基本的には、「低コスト」「長期積み立て」「インデックス投資」といった内容が書かれています。
個人投資家が初心者向けに書いているものでも良いですが、漫画の方が読みやすい印象です。
著名投資家ウォーレン・バフェット氏の関連書籍が多すぎるから
人気な本に著名投資家ウォーレン・バフェット氏の関連本がありますが、専門性が高すぎるため2冊目以降に読めば十分だと感じます。
世界一の投資家として名高いウォーレン・バフェット氏ですが、英文を和文に変換して本にしているため正直読みにくいです。
個別株に投資したくなった時に試し読みするくらいが良いと思います。
入門書向けの本 5選!
投資本を40冊以上読んだ私が自信をもっておすすめできる本です。
基礎的な内容を知識として持っておけば、実際に株を買ってから慌てることは少なくなります。
漫画 「インベスターZ」
漫画のため投資という内容とは思えないほど読みやすいです。「投資とはなんだ?」という本質的な内容が漫画で分かりやすく纏まっています。
個人的なお気に入りは、昔風の喫茶店がつぶれない理由(11巻 Amebaマンガ
>【公式サイト】 Amebaマンガ
全21巻のため電子書籍なら場所を取らずに便利です。
「せめて25歳で知りたかった投資の授業」
本当に25歳の時に知りたかった本です。私が実際に読んだのは20代後半の時でした。
筆者は漫画「ドラゴン桜」で有名な三田紀房さんです。本書の中では投資漫画「インベスターZ」の挿絵が随所にあり、非常に読みやすいです。実際に投資初心者の妻にも渡したところ、二日ほどで読み終わっていました。
途中で本を閉じることなくスラスラ読める点は、投資1年目の方にこそおすすめです。
特に「好きな株を買う」「歴史は、何度でもくりかえす」「何もしないのも、投資」など、印象深いポイントが多いです。なにより目次を読むだけでもこれは大事な内容だと読者に伝わるのではないでしょうか。
題名 | せめて25歳で知りたかった投資の授業 |
著者 | 三田 紀房、ファイナンシャルアカデミー |
発売 | 2017年 |
発行 | 星海社新書 |
「貯金40万円が株式投資で4億円(かぶ1000さん)」
著名な個人投資家かぶ1000さんの著書を勝手ながら紹介させていただきます。
4億円以上を運用している凄腕投資家ながら、最近まで投資している銘柄を公開されていました。企業が保有している資産に対して株価が割安な、いわゆる「バリュー株」投資の著書になります。
個人的に、第2章「かぶ1000流バリュー株投資の基本」と第3章「ネットネット株に注目!」は個別株に投資するなら必須と言える知識だと思います。明快かつ適格に書いてある点が好きです。
実際、私もネットネット株に該当する「中央紙器工業株式会社」に投資していて、投資の考え方を学ぶことができました。こちらも投資初心者の妻に渡し、読み終わっていました。
「企業分析力養成講座」
決算書の具体的な見方のケーススタディです。
「スターバックスコーヒージャパン」や「JR東日本」といった大企業について、営業利益の推移やこれからどうしたらもっと儲かるのかといった考え方が纏まっています。
決算書が少し読めるだけで、なんとなく株を買ってみた場合に比べて判断に迷いが無く精神的に有利になります。
「決算書の暗号を解け!(勝間和代さん)」
経済評論家で公認会計士の勝間和代さんの著書です。
決算書の読み方が具体的に書かれていて、明日から役に立つ知識が学べます。
売上高や営業利益の分析や不正会計を見破るならという実践的な内容が公認会計士目線で書かれています。
【番外編】「投資で一番大切な20の教え」~中級者向け~
中級者向けですが、私が一番自信をもって紹介できる本です。
オークツリー・キャピタル・マネジメントの創業者ハワードマークス氏の著書で、ウォーレン・バフェット氏が株主総会で株主へ配ったことでも有名です。
内容は王道中の王道で、割安な「バリュー投資」を一貫するというものです。
特に、P.53「価格と価値の関係性に目を向ける」、P.132「振り子を意識する」、P.244「ディフェンシブに投資する」は何度も読む価値があります。
投資に慣れてくると、もっと利益が出るのではとアグレッシブな投資を行う傾向があります。
私もそうでしたが、この本を繰り返し読むことで「天狗になっていたかもな」と反省し、割安な投資を徹底することができるはずです。
よくある質問集(Q&A)
- 株の勉強ってそもそも何?
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株式で「運用」することにより、「配当金」や「売却益」を得るものです。
一般的には、TOPIXやS&P500などのインデックス(指数)を、長期で保有することが推奨されています。
- 投資本って怪しくない?
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玉石混交です。
投資の王道は同じ「長期」「分散」なので、それ以外の個別株投資で特徴を出している本が多いです。
- より具体的に学ぶには?
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中級者向けの本がおすすめです。特に個別株に投資する場合は、決算書の読み方や業界の理解が必要になります。
- 結局、どの株を買えばいいの?
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自分の知識によります。最初はインデックス投資が低リスクで安心感があります。
自分が詳しい業界であれば、これから業績が上がりそうな会社の目星がつけやすいです。
【まとめ】投資の入門書は読破を目指して「読みやすさ」重視で
投資本は数多く出版されています。
今回は投資の入門書向けとして、漫画をベースに株式投資を学べる「読みやすい書籍」を紹介しました。
株価暴落時の対応や含み損になった時など、学んだ知識を活用して投資の成績向上を目指しましょう。
「インベスターZ(Amebaマンガ
また私の運用実績を載せていますので、皆さんの運用の参考になれば嬉しいです。
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