S&P500の投資信託、つみたて13ヶ月目のリアル

投資信託」に怪しいイメージを抱いていませんか?投資関連の被害ニュースが報じられるせいか、悪いイメージが先行しています。

ただ、数ある投資信託の中でも、手数料ができるだけ低く設定され、長期の資産形成に向くものがあるのも事実です。

今回は投資信託の概要にくわえ、私が実際に毎月購入している「S&P500」の投資信託をご紹介します。結論としては、私は今後も月2万円ずつの積立を続けつつ、さらなる増額も検討します。

※購入を推奨するものではなく、あくまでも投資に関する判断は各自でお願いいたします。

│  浅見 - この記事を書いた人 –

・31歳の会社員

・給与から累計1,000万円以上をSBI証券に入金しています。

・運用資産1,300万円超、これまでの累計配当は40万円超。

・S&P500の投資信託をSBI証券で実施中。

・Twitterフォロワー7,500名超

– この記事で分かること –

・投資信託の種類

・実際の私の運用状況

目次

投資信託とは?

投資信託とは、簡単に言えば「お金を資産運用のプロに信じて託す仕組み*」です。この資産運用のプロとしては、三菱UFJ国際投信株式会社やレオス・キャピタルワークス株式会社などが有名どころとして挙げられます。

我々利用者は、これらの運用会社に対して支払う手数料(信託報酬)に注意しながら、投資信託を選ぶ必要があります。

インデックス、アクティブファンドとは

”インデックス”や”アクティブ”という単語は一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。横文字で分かりにくいですが、簡単にまとめると下記の通りです。

インデックスファンド特定の指数(インデックス)に連動するファンド
「日経平均株価」連動型「TOPIX」連動型「S&P500」連動型など
アクティブファンド運用会社が独自の判断で運用を行うファンド
「ひふみプラス」「アライアンス・バーンスタイン米国成長株」など

大きな違いは運用成績手数料です。

運用成績はどちらが良いかは時期によります。一方、手数料は必ずインデックスファンドの方が安くなります。指数に連動させれば良いので、運用会社の分析などが不要な分、コストが抑えられます。

実際の積み立て状況について

私は下記の投資信託を2021年11月から積み立て中です。

名称eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
運用会社三菱UFJ国際投信株式会社
純資産額1兆4,660億円(業界第2位*)
信託報酬年率0.0968%(100万円分を保有して年968円)
販売手数料0%

*ETFを除く国内公募型株式投信内における順位(2022年7月時点)

業界第3位の「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」販売手数料(0%)・信託報酬(年率0.1144%)も同様の運用会社となっています。

なお業界第1位は「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース」ですが、販売手数料(3.3%)や信託報酬(年率1.727%)が上記に比べて高く、個人的にはおすすめ出来ません。

今月もS&P500を+2万円、積み立て

SBI証券の定期買付制度を利用して購入しています。

自動で積み立てをしてくれるので、面倒くさい証券口座へのログインなどが不要です。無料の制度のため、便利でおすすめ出来ます。

投資信託の設定は初めての方が多いと思いますので、仮に毎月積立を設定した場合でも、自分の思った通りの金額となっているか、確認が必要です。

私は毎月積立メールが来るようにSBI証券内で設定をしています。

実際の損益の状況

31歳会社員が2021年11月から13ヶ月間積み立てをしたリアルな記録です。

米国のS&P500指数は下落していますが、円安により評価額が上昇しています。素直に喜べない部分もありますが、通貨の分散という観点からは良い成果と考えています。

  • e MAXIS Slim 米国株式(S&P500)
スクロールできます
評価額積立額含み損益
投資信託27.1万円26万円+1.1万円(+4.5%)
2022年11月時点の数値

投資のシミュレーションは数多くありますが、私はあくまで参考に留めています。過去の実績からは年7~8%のリターンが期待されますが、中々うまくいかないものです。

含み益があればOKくらいの気持ちであれば、5年単位の長期で積立を続けることができます。

これからの方針まとめ

投資信託「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の積み立ては、通貨の分散に有用なので、今後も続けます。

一つデメリットがあるとすれば、配当が貰えないことです。厳密には、企業からの配当が投資信託の内部で再投資されています。

私たちが本来受け取る配当が自動的に再投資されるため、複利の観点からは最適な資産運用ですが、少し物足りなさもあるのが実情です。

配当や優待も欲しくなりますね!

よって、私の運用方針としては、配当が貰える日本株や米国株をメインに投資をしつつ、投資信託も並行して積み立てていきます。私は資産の10%を「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」へ投資すると目安と決めています。

以上は、あくまで私の意見です。みなさんも「資産の分散」や「配当の必要性」を考えて、どのように積み立てるのか一考してみてはいかがでしょうか。


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この記事を書いた人

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