物価が上がっていくインフレ時代。通貨の分散をして、円安にも備えたいですね。
私は、「SBI証券」でe MAXIS Slim 米国株式(S&P500)に投資することで、円以外の通貨を保有しています。
今回は投資信託の概要にくわえ、私が実際に毎月購入している「S&P500」の投資信託をご紹介します。結論としては、私は今後も月2万円ずつの積立を続けつつ、さらなる増額も検討します。
– この記事で分かること –
・筆者のe MAXIS Slim 米国株式(S&P500)の運用状況
・投資信託の簡単な概要
│ 浅見 - この記事を書いた人 –
・31歳の会社員
・給与から累計1000万円以上をSBI証券に入金しています。
・運用資産1400万円超、これまでの累計配当は60万円超。
・S&P500の投資信託をSBI証券で積立中です。
・Twitterフォロワー 1万人超
【結論】今後も積み立てを続けます
私が考える「e MAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の良い点は円安対策です。
円安になると、せっかく給料を貰っても円の価値が下がっているため、世界的な購買力が下がってしまいます。
資産を守るためにも、円安(=ドル高)で価値が増加する「e MAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を保有するメリットがあります。
S&P500の投資信託の中で規模1位、信託報酬も安くて文句なしです
実際の積み立て状況
私はSBI証券で毎月2万円分のe MAXIS Slim 米国株式(S&P500)を定期買付しています。
31歳会社員が2021年11月から22ヶ月間積み立てをしたリアルな記録です。
運用成績は+19%(開始から22ヶ月)
米国のS&P500指数は2021年高値を超えられずにいますが、円安により評価額が上昇しています。素直に喜べない部分もありますが、通貨の分散という観点からは良い成果と考えています。
評価額 | 積立額 | 含み損益 | |
e MAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 52.6万円 | 44万円 | +8.6万円(+19%) |
毎月2万円を積み立てていきます
SBI証券の定期買付制度を利用して購入しています。
投資のシミュレーションは数多くありますが、私はあくまで参考に留めています。過去の実績からは年7~8%のリターンが期待されますが、中々理論通りにはいかないものです。
含み益があればOKくらいの気持ちであれば、5年単位の長期で積立を続けることができます。
そもそも投資信託ってなに?
投資信託とは、簡単に言えば「お金を資産運用のプロに信じて託す仕組み*」です。この資産運用のプロとしては、三菱UFJ国際投信株式会社やレオス・キャピタルワークス株式会社などが有名どころとして挙げられます。
我々利用者は、これらの運用会社に対して支払う手数料(信託報酬)に注意しながら、投資信託を選ぶ必要があります。
インデックスvsアクティブファンド
「インデックス」や「アクティブ」という単語は一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。横文字で分かりにくいですが、簡単にまとめると下記の通りです。
インデックスファンド | 特定の指数(インデックス)に連動するファンド 「日経平均株価」連動型、「TOPIX」連動型、「S&P500」連動型など |
アクティブファンド | 運用会社が独自の判断で運用を行うファンド 「ひふみプラス」、「アライアンス・バーンスタイン米国成長株」など |
大きな違いは運用成績と手数料です。
運用成績はどちらが良いかは時期によります。一方、手数料は必ずインデックスファンドの方が安くなります。指数に連動させれば良いので、運用会社の分析などが不要な分、コストが抑えられます。
e MAXIS Slim 米国株式(S&P500)の特徴
名称 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
運用会社 | 三菱UFJ国際投信株式会社 |
純資産額 | 1兆4,660億円(業界第2位*) |
信託報酬 | 年率0.0968%(100万円分を保有して年968円) |
販売手数料 | 0% |
*ETFを除く国内公募型株式投信内における順位(2022年7月時点)
業界第3位の「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」販売手数料(0%)・信託報酬(年率0.1144%)も同様の運用会社となっています。
なお業界第1位は「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース」ですが、販売手数料(3.3%)や信託報酬(年率1.727%)が上記に比べて高く、個人的にはおすすめ出来ません。
よくある質問
- 投資信託って怪しくないですか?
-
手数料が安い投資信託は安全といえます。
以前は手数料が高い投資信託を売られるということがあったようですが、今は買付人気ランキングを調べたらすぐに分かります(信託報酬1%以上は要注意です)。
銀行からの情報を鵜呑みにしないことが大事です。
- 毎月投資信託を買うのが手間に感じます。
-
SBI証券であれば、「自動で定期買付」が可能です。
私は毎月2万円の自動買付なので、口座に2万円以上を入れておけば問題ありません。
まとめ
投資信託「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の積み立ては、通貨の分散に有用なので、今後も続けます。
一つデメリットがあるとすれば、配当が貰えないことです。
厳密には、企業からの配当が投資信託の内部で再投資されており、実態は同じです。ただ私たちが本来受け取る配当が自動的に再投資されるため、少し物足りなさもあるのが実情です。
子どもの頃に貰ったお年玉を、親に「貯金しておくね」と回収されるようなイメージです。
正直、配当も欲しいよ!
よって、私の運用方針としては、配当が貰える日本株や米国株をメインに投資をしつつ、投資信託も並行して積み立てていきます。私は資産の10%を「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」へ投資する方針です。
私の運用方針は下記の投資本を読んだうえで、家庭の状況(3人家族)を考慮して決めました。
・バフェットの財務諸表を読む力 大不況でも投資で勝ち抜く58のルール
運用方針にベストな答えはなく、各々の家庭の状況により変わります。
一番大事なのは「自分で考えて決めること」だと思います。そうすれば、もし状況が変わった時にも方針を微修正できるはずです。
自分が納得した運用方針で、資産を増やしていきましょう!
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下記に一つでも当てはまる方へ向けて、自分の実体験を中心に載せていきます。
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